物語

第1話

冬の章/水族館のはなし「青いロウソクと人魚」

冬期休館中の水族館。クラゲ担当職員の岩内裕樹(中島広稀)は、珍しいクラゲを探して毎日海辺を歩き回っている。…

続きを読む

第2話

春の章/写真館のはなし「名残りの花」

老舗写真館の主人、小林幹夫(大杉漣)が病に倒れ、離婚した妻の元で育った息子、真太(河合龍之介)が久しぶりに帰郷する。…

続きを読む

第3話

夏の章/港のはなし「しずかな空」

町の港に豪華客船の寄港が決まる。町内会は歓迎式典の出し物を児童合唱団か、和太鼓の会かで悩んでいた。…

続きを読む

第4話

晩夏の章/「Via Dolorosa」

夏の終わりの雨の日。粗大ゴミ回収業の岸田亮介(草野康太)は引き取りの依頼を受けて、とある場所へと赴く。…

続きを読む

第5話

秋の章/科学館のはなし「名前のない小さな木」

7年前に父を亡くした中学3年生の久保桃子(久保田紗友)。今は、老人介護施設で働く母、久保七海と二人で暮らしている。…

続きを読む

第6話

晩秋の章/蒸気機関車のはなし「煙の追憶」

科学館の中庭に展示されている蒸気機関車を毎日整備しているのは、元国鉄職員で、かつてはこの車両の乗務員だった老人、吉井武治(坂本長利)。…

続きを読む

第7話

初冬の章/樹木医のはなし「冬の虫と夏の草」

季節の変わり目になると老人施設を抜け出す元樹木医の入所者、河村作次。彼を担当する介護士の久保七海(橋本麻依)は…

続きを読む